
3DCAD設計
大手メーカーでも採用されているiCAD SXを使用して、お客様の理想としている機械の設計を行います。自動車部品の製造機械や、食品加工機械、運搬機械など様々な機械の設計に柔軟に対応いたします。
製造ラインの一部といった小規模な設計からでも対応可能です。

動作設計
3DCADの動作設計(またはモーション設計)とは、CADソフトウェアを使用して、機械部品やアセンブリの動きをシミュレーションし、設計段階で部品がどのように動作するかを確認・最適化するプロセスです。これにより、動作の精度や効率性、耐久性、干渉の有無などを事前にチェックし、製品の品質や性能を向上させることができます。
動作設計の主な目的
1.機械部品の動きの確認
設計した機械が意図した通りに動作するか、スムーズに動くかを確認します。例えば、歯車、リンク機構、ピストン、アームなどの動きが正常かどうかを事前に確認することができます。
2.干渉のチェック
部品同士が接触したり、干渉しないように設計を調整します。例えば、機械が動く際に他の部品や構造物と衝突しないかをシミュレーションして、設計のミスを防ぎます。
3.動作範囲や制限の設定
部品や機構の動作範囲を確認し、過剰な動きや不具合を防ぎます。例えば、アームが動く範囲を制限することで、過剰に動いて破損することを防げます。
動作設計のメリット
- 設計エラーの早期発見
- 試作回数の減少でコスト削減
- 納期の短縮
- 設計段階での最適化による品質向上

制御検証
3DCADの制御検証とは、3DCADデータを使って、設計した機械やシステムが実際の制御システム(例えば、ロボットアーム、産業機械、車両の動きなど)と正しく連携して動作するかを確認するプロセスです。この検証は、設計したシステムが意図した通りに動作することを保証し、制御システムの誤動作や不具合を防ぐために行われます。
制御検証は、単に物理的な部品の動きの確認にとどまらず、システム全体の挙動、反応、相互作用をシミュレーションすることが含まれます。
動作設計の主な目的
1.制御システムとの統合確認
設計した機械が、実際に使用する制御システム(例えば、PLCやロボット制御システム)とどのように連携するかを確認します。これにより、設計段階で制御の問題を発見し、修正することができます。
2.動作のタイミングと同期確認
複数の部品やシステムが協調して動作する際、そのタイミングや同期が正しいかを確認します。特に、複数のアクチュエータやセンサーが関わるシステムでは、動作のタイミングが重要です。
3.制御信号の確認
設計したシステムに対して、制御信号がどのように伝達されるかをシミュレーションします。信号の遅延や誤動作を発見し、調整を行うことができます。
4.センサーとアクチュエータの動作検証
センサーやアクチュエータが設計通りに反応するかを確認します。これにより、誤動作を減らし、最適な動作を実現できます。
動作設計のメリット
- 制御システムエラーの早期発見
- シミュレーションでの動作確認のため、開発コスト削減
- 物理的なテストにかかる時間の短縮
- 精度と信頼性の向上

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